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趣旨判定(就職活動に関する文章)- 問題42

問題

次の文章を読み、設問1つ1つについてA・B・Cのいづれに当てはまるか答えなさい。

【面接での声の使い方が合否を左右する】
 就職活動において、多くの学生が面接での話す内容ばかりに注目し、「どう話すか」という声の使い方を軽視している。しかし、人事担当者は応募者の声のトーンや話すスピード、抑揚から、その人の人柄や熱意を判断している。明るく適度な音量で話すことは、自信と積極性の表れとして受け取られるのだ。
 私が人事部でインターンをした際、ある応募者が印象的だった。彼女の回答内容は他の応募者と大差なかったが、はっきりとした発音で、相手に届く声で話していた。一方、優秀な経歴を持つ別の応募者は、小さな声でぼそぼそと話し、面接官が何度も聞き返す場面があった。結果として、前者が採用された。
 声は相手への敬意を示す手段でもある。面接官に聞き取りやすい音量で話すことは、相手を思いやる気持ちの表れである。また、緊張で声が震えても、それを隠そうとせず、深呼吸をして落ち着いた声で話し直す姿勢が評価される。
 面接では話す内容と同じくらい、声という音の力を意識することが重要である。声に込められた感情や熱意こそが、面接官の心に響き、採用への道を開くのである。
  • A. 筆者が一番訴えたいこと(趣旨)が述べられている。
  • B. 本文に書かれているが、一番訴えたいことではない。
  • C. この本文とは関係ないことが書かれている。

設問

1. 面接では話す内容と同じくらい声の使い方を意識することが重要である。
2. 人事担当者は応募者の声のトーンや話すスピードから人柄を判断している。
3. 面接官に聞き取りやすい音量で話すことは相手への敬意を示す手段である。
4. 面接では身だしなみや服装に最も気を配ることが合否を決める要因である。
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author-icon編集者Yuka
2021年7月に入社し、CareerMineをはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『玉手箱対策問題集』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行ってる。また自身もライターとして記事執筆も担当。
author-icon監修者gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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