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趣旨判定(就職活動に関する文章)- 問題53

問題

次の文章を読み、設問1つ1つについてA・B・Cのいづれに当てはまるか答えなさい。

【就職活動の終わりに見えてくるもの】
 就職活動を終えて振り返ると、この期間は単なる内定獲得のプロセスではなかったことがよく分かる。多くの企業を受け、時には不採用の通知を受け取り、自分自身と向き合う時間を過ごした。その結果として得られたのは、自分が本当に大切にしたい価値観と働き方への明確な指針である。
 面接で何度も「なぜこの会社なのか」と問われるうちに、表面的な志望動機ではなく、自分の人生観に基づいた本音の答えを見つけることができた。また、様々な業界の人事担当者や社員の方々と話すことで、働くことの意味について多角的に考える機会を得た。失敗や挫折も含めて、全ての経験が自己理解を深める貴重な材料となった。
 就職活動の終わりは、新しいスタートラインに立つことを意味する。内定をゴールと捉えるのではなく、自分らしいキャリアを築くための出発点として位置づけることが重要である。就職活動を通じて培った自己分析力や課題解決能力は、社会人になってからも必ず役立つはずだ。
  • A. 筆者が一番訴えたいこと(趣旨)が述べられている。
  • B. 本文に書かれているが、一番訴えたいことではない。
  • C. この本文とは関係ないことが書かれている。

設問

1. 就職活動の終わりは新しいスタートラインであり、内定をゴールではなく自分らしいキャリアを築く出発点として捉えることが重要である。
2. 就職活動では面接で「なぜこの会社なのか」と何度も問われることで、表面的ではない本音の志望動機を見つけることができる。
3. 就職活動を通じて培った自己分析力や課題解決能力は、社会人になってからも役立つ能力である。
4. 就職活動では企業研究を徹底的に行い、業界動向や競合他社の情報を詳しく調べることが内定獲得の鍵となる。
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author-icon編集者Yuka
2021年7月に入社し、CareerMineをはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『玉手箱対策問題集』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行ってる。また自身もライターとして記事執筆も担当。
author-icon監修者gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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