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論理的読解(自然科学系の文章)- 問題41

問題

次の文章を読み、設問1つ1つについてA・B・Cのいづれに当てはまるか答えなさい。

 大気の構造は、地表からの高度によって複数の層に分けられており、各層は独特の特徴を持っている。最下層の対流圏は地表から約11キロメートルまでの範囲で、私たちが日常的に体験する天気現象が起こる層である。この層では高度が上がるにつれて気温が低下し、上昇気流と下降気流による対流活動が活発に行われている。
 対流圏の上に位置する成層圏は、約11キロメートルから50キロメートルの高度に広がっている。成層圏の最も重要な特徴は、オゾン層の存在である。オゾン層は紫外線を吸収することで地球上の生命を保護しており、この紫外線吸収により成層圏では高度とともに気温が上昇する現象が見られる。また、成層圏は対流圏とは異なり、大気の層が安定しており、ほとんど対流が起こらない。
 さらに上層には中間圏と熱圏が続く。中間圏では再び高度とともに気温が低下し、約80キロメートル付近で最低気温に達する。熱圏では太陽からの高エネルギー放射により気温が急激に上昇し、1000度を超えることもある。これらの高層大気は地上の天気には直接影響しないが、人工衛星の軌道や宇宙開発において重要な役割を果たしている。
  • A. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
  • B. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
  • C. 本文の内容だけからでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。

設問

1. 対流圏では高度が上がるにつれて気温が低下する現象が起こっている。
2. 成層圏では対流活動が活発に行われており、天気現象の主要な舞台となっている。
3. オゾン層による紫外線吸収が成層圏の気温上昇の原因となっている。
4. 中間圏と熱圏の境界付近では、大気中の酸素濃度が急激に変化する。
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author-icon編集者Yuka
2021年7月に入社し、CareerMineをはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『玉手箱対策問題集』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行ってる。また自身もライターとして記事執筆も担当。
author-icon監修者gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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