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論理的読解(自然科学系の文章)- 問題7

問題

次の文章を読み、設問1つ1つについてA・B・Cのいづれに当てはまるか答えなさい。

 深海は、太陽光が届かない水深200メートル以深の海洋環境を指す。この極限環境では、水圧は水深10メートルごとに約1気圧ずつ増加し、水深4000メートルでは地表の400倍以上の圧力がかかる。また、水温は通常2~4度Cと低く、光合成による酸素供給がないため、酸素濃度も地表付近より大幅に低い。
 このような過酷な環境にもかかわらず、深海には多様な生物が生息している。化学合成細菌は、硫化水素やメタンなどの化学物質をエネルギー源として有機物を合成し、深海生態系の基盤となっている。これらの細菌を餌とする管虫類や、発光器官を持つ魚類、巨大な体を持つダイオウイカなど、独特の進化を遂げた生物が発見されている。
 深海探査技術の発展により、海底熱水噴出孔周辺では特に豊富な生物群集が確認されている。これらの噴出孔から放出される高温の水には硫化水素が含まれており、化学合成細菌の活動を支えている。近年の研究では、深海生物の中には地球上の他の場所では見られない独特の代謝システムを持つものが多数発見されており、生命の起源や進化の謎を解く重要な手がかりとなっている。
  • A. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
  • B. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
  • C. 本文の内容だけからでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。

設問

1. 深海では水深10メートルごとに約1気圧ずつ水圧が増加する。
2. 深海生物は光合成によって有機物を合成している。
3. 海底熱水噴出孔から放出される水には硫化水素が含まれている。
4. 深海生物の研究は火星での生命探査に応用されている。
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author-icon編集者Yuka
2021年7月に入社し、CareerMineをはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『玉手箱対策問題集』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行ってる。また自身もライターとして記事執筆も担当。
author-icon監修者gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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