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論理的読解(自然科学系の文章)- 問題6

問題

次の文章を読み、設問1つ1つについてA・B・Cのいづれに当てはまるか答えなさい。

 光の色の正体は、その波長によって決まる。可視光線は波長約380ナノメートルから750ナノメートルの電磁波であり、波長が短いほど青紫色に、長いほど赤色に見える。プリズムに白色光を通すと虹色に分離されるのは、ガラス中での屈折率が波長によって異なるためである。
 動物の色覚は種によって大きく異なる。人間は赤・緑・青の3種類の錐体細胞を持つ三色型色覚だが、多くの鳥類は4種類の錐体細胞を持ち、紫外線も知覚できる。一方、多くの哺乳類は二色型色覚で、赤と緑の区別が困難である。ミツバチは紫外線を感知できるため、人間には単色に見える花でも複雑な模様が見えている。
 植物の葉が緑色に見えるのは、葉緑体に含まれるクロロフィルが赤色光と青色光を吸収し、緑色光を反射するからである。秋に葉が黄色や赤色に変化するのは、クロロフィルが分解され、カロテノイドやアントシアニンなどの色素が現れるためである。これらの色素は光合成には直接関与しないが、強い光から葉を保護する役割を果たしている。
  • A. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
  • B. 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
  • C. 本文の内容だけからでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。

設問

1. 可視光線の波長が短くなるほど赤色に近づく。
2. 多くの鳥類は人間よりも多くの種類の錐体細胞を持っている。
3. 秋の紅葉現象において、アントシアニンは光合成効率を向上させる働きをしている。
4. 昆虫の複眼における色覚メカニズムは哺乳類の単眼とは根本的に異なる構造を持っている。
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author-icon編集者Yuka
2021年7月に入社し、CareerMineをはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『玉手箱対策問題集』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行ってる。また自身もライターとして記事執筆も担当。
author-icon監修者gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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